灯油1リットルを燃焼したときに約2.5トンの二酸化炭素が排出されます。
そのため、指一本で、またはタイマーで簡単に点火できる灯油を使った暖房機器は便利ですが、地球温暖化を促進させてしまうのです。
その点、燃料に薪を使うストーブは、間伐材や剪定で落とされた樹木を使うことで、環境整備にもつながります。
これから「薪ストーブ」を使おう！と思ったきっかけはなんでしょう。
どこかで目にした暖かな炎のゆらめきが忘れられなくて！
寒い日に心も体も暖めてくれるから！
とにかくロマンチックだから、眺めていたい！
など様々な思い入れがあると思います。
実際に一番重要なのは燃料となる薪です。その薪を手に入れるには、
薪屋さんへ電話すればいいのです。
灯油と同様に電話一本で配達を依頼。お金持ちならそれでいいです。
一方で、薪ストーブを考えた理由のどこかに、薪ならなんとか自分で手に入れられるという思いがあったのではないでしょうか。
山林を所有していたら、あるいは毎年剪定する果樹園を持っていたら、 簡単なことです。しかし、ほとんどの人はそういう環境ではありません。
そこで、薪が欲しいという大きな欲望を少しの勇気と労力に変えて、薪を集めましょう。
体は健康になるし、度胸はつくし、家族にはぬくもりを与えられるし、また団欒と安らぎの場所でほっとすることもできます。
ただし、勝手に木を持ってきては駄目ですよ。所有者に一言懸ける勇気を忘れずに。
